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XMでFX取引を始めたばかりの方が最初に戸惑うのが「注文の種類」です。MT4(MetaTrader 4)には成行注文・指値注文・逆指値注文だけでなく、IFD・OCO・IFO(IFD+OCO)といった複合注文も用意されています。
この記事では、XMのMT4で使える全ての注文方法を図解付きで分かりやすく解説します。注文の仕組みから実際の操作手順まで、初心者が迷わずに取引を始められるように丁寧に説明します。
- MT4の注文方法の種類(成行・指値・逆指値・IFD・OCO・IFO)
- 各注文の使い分けと具体的な使用シーン
- MT4での注文画面の操作手順(PC・スマホ)
- 注文時の証拠金・ロットの計算方法
- 注文が通らないときのトラブルシューティング
- スリッページとその対策
MT4の注文方法の種類と概要
MT4で使える注文方法は大きく「即時注文」と「指定注文」の2種類に分かれます。
| 注文の種類 | 概要 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 成行注文(Market Execution) | 現在の市場価格で即座に約定 | すぐにエントリーしたいとき |
| 指値注文(Limit Order) | 指定した価格以下(買い)または以上(売り)で約定 | 安く買いたい・高く売りたいとき |
| 逆指値注文(Stop Order) | 指定した価格以上(買い)または以下(売り)で約定 | ブレイクアウトを狙うとき・損切り設定 |
| IFD注文(If Done) | 新規注文が約定したら自動で利食い注文を発注 | 利益確定を自動化したいとき |
| OCO注文(One Cancels Other) | 2つの注文を同時発注し、一方が約定したら他方を取消 | 利食いと損切りを同時にセットするとき |
| IFO注文(IFD + OCO) | 新規注文約定後に自動でOCO注文を発注 | エントリーから利食い・損切りを完全自動化 |
成行注文(Market Execution)の方法
成行注文とは
成行注文は現在の市場価格でその場ですぐに約定させる注文方法です。価格を指定せず、最優先で即座にポジションを建てたいときに使います。XMはSTP/ECN方式を採用しており、成行注文は「Market Execution(成行執行)」として処理されます。
PC(MT4デスクトップ版)での成行注文手順
- 取引したい通貨ペアを右クリックして「新規注文」を選択
- 「注文種別」が「成行注文」になっていることを確認
- 「ロット数」を入力(例:0.01ロット=1,000通貨)
- 「ストップロス」と「テイクプロフィット」を設定(推奨)
- 「売り(Sell)」または「買い(Buy)」をクリックして注文実行
スマホ(MT4モバイル版)での成行注文手順
- チャート画面またはウォッチリストから通貨ペアをタップ
- 右上の「+」または「取引」ボタンをタップ
- ロット数・ストップロス・テイクプロフィットを設定
- 「売り」または「買い」をタップして注文実行
指値注文(Limit Order)の方法
指値注文とは
指値注文は「この価格で買いたい(売りたい)」と価格を指定して事前に注文を入れる方法です。現在価格より有利な価格が指定できます。
- Buy Limit(指値買い):現在価格より低い価格で買う注文。「もっと安くなったら買いたい」ときに使う
- Sell Limit(指値売り):現在価格より高い価格で売る注文。「もっと高くなったら売りたい」ときに使う
指値注文の手順
- 「新規注文」画面を開く
- 「注文種別」を「指値注文」(Pending Order)に変更
- 「注文の種類」でBuy LimitまたはSell Limitを選択
- 「指定価格」に注文したい価格を入力
- 「有効期限」を設定(GTC:無期限 / 指定日時)
- 「発注する」をクリック
逆指値注文(Stop Order)の方法
逆指値注文とは
逆指値注文は「この価格を超えたら(割り込んだら)注文を入れる」方法です。通常の指値注文とは逆の方向に価格が動いたときに約定します。主に2つの用途があります。
- Buy Stop(逆指値買い):現在価格より高い価格で買う注文。「レジスタンスを上抜けしたら買いでエントリー」するブレイクアウト手法で使う
- Sell Stop(逆指値売り):現在価格より低い価格で売る注文。「サポートを下抜けしたら売り」ブレイクアウト・損切り設定で使う
ストップロス(損切り)としての逆指値
保有中のポジションに対してストップロスを設定する場合も、逆指値の仕組みが使われます。ポジションを右クリックして「注文の変更または削除」からストップロス価格を設定できます。
IFD注文(イフダン注文)の使い方
IFD注文とは
IFD(If Done)注文は、新規注文が約定したときに自動的に決済注文(利食い)が発注される注文方法です。指値注文でエントリー待ちをしている間に、利食い注文も同時にセットしておけます。
IFD注文の活用例
USD/JPYが現在145円で、「143円まで下がったら買いエントリーして、148円で利食いしたい」という場合:
- 新規注文:143円でBuy Limit
- 決済注文(IFD):148円でSell Limit(テイクプロフィット)
143円でエントリーが約定した瞬間に148円の利食い注文が自動発注されます。
OCO注文の使い方
OCO注文とは
OCO(One Cancels Other)注文は、2つの注文を同時に出しておき、一方が約定したらもう一方が自動的にキャンセルされる注文方法です。保有中のポジションに対して「利食い」と「損切り」を同時にセットするときに最も多く使われます。
OCO注文の活用例
USD/JPYを145円でBuy(買い)エントリーした場合:
- 注文A(利食い):148円でSell Limit(指値売り)
- 注文B(損切り):143円でSell Stop(逆指値売り)
148円に達したらAで利食い→Bは自動キャンセル。143円に達したらBで損切り→Aは自動キャンセル。どちらかが先に約定した時点でポジションが決済されます。
IFO注文(IFD+OCO)の使い方
IFO注文とは
IFO(If Done + One Cancels Other)注文は、IFDとOCOを組み合わせた最も高度な注文形式です。新規注文(待機注文)→約定→自動でOCO注文(利食い+損切り)が発注されます。エントリーから利食い・損切りまでを完全自動化できます。
IFO注文の活用例
「USD/JPYが142円まで下がったら買い、利食い145円・損切り140円でセット」という場合:
- 新規注文:142円でBuy Limit
- IFO設定:テイクプロフィット145円・ストップロス140円
142円でエントリーが約定した瞬間に、145円の利食いと140円の損切りが同時に発注されます。
注文時のロット・証拠金の計算方法
ロットとは
MT4では取引量を「ロット」という単位で指定します。XMでは通常のFX口座では1ロット=100,000通貨(10万通貨)が標準です。少額から始める場合は0.01ロット(1,000通貨)のマイクロロットから始めましょう。
| ロット数 | 通貨量 | 1pip あたりの損益(USD/JPY) |
|---|---|---|
| 0.01ロット(マイクロ) | 1,000通貨 | 約10円 |
| 0.1ロット(ミニ) | 10,000通貨 | 約100円 |
| 1.0ロット(スタンダード) | 100,000通貨 | 約1,000円 |
必要証拠金の計算
XMのレバレッジは最大888倍(口座タイプにより異なる)です。1ロット(USD/JPY)をレバレッジ100倍で取引する場合の必要証拠金:
100,000通貨 ÷ 100(レバレッジ)× 現在レート ÷ 100 ≈ 約14,500円(レート145円の場合)
注文が通らないときのトラブルシューティング
よくあるエラーと対処法
| エラー | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 「証拠金不足」 | 口座の証拠金が不足している | ロット数を下げるか口座に入金する |
| 「価格が無効」 | 指値が現在価格に近すぎる | 現在価格から十分離れた価格を指定する |
| 「取引が無効」 | 市場が閉じている(週末等) | 市場が開く時間帯に再度注文する |
| 注文がすぐに約定しない | 指値注文は価格到達まで待機 | 成行注文に変更するか待機を続ける |
スリッページとその対策
スリッページとは
スリッページとは、成行注文を出したときに「期待した価格」と「実際に約定した価格」がずれる現象です。市場の値動きが急激な時間帯(重要指標発表時・相場急変時)に発生しやすいです。
スリッページを抑える方法
- 重要指標発表の直前・直後の成行注文を避ける
- MT4の「最大スリッページ」を設定する(注文ダイアログで設定可能)
- 流動性が高い時間帯(東京・ロンドン・NY市場の重複時間帯)に取引する
- 成行注文より指値注文を優先する
よくある質問(FAQ)
Q1:MT4とMT5どちらを使えばいいですか?
A:初心者はMT4を推奨します。MT4は世界中のFXトレーダーに使われており、情報・EA(自動売買)・インジケーターが豊富です。MT5は新機能が多いですが、EA等との互換性がないためMT4ユーザーが多数います。
Q2:注文中にネット接続が切れたらどうなりますか?
A:注文はXMのサーバーに保存されているため、接続が切れても保有中のポジションや待機注文は維持されます。ただしスマホアプリを閉じている間は通知を受け取れないため、重要な場面では事前にストップロス・テイクプロフィットを設定しておきましょう。
Q3:注文を間違えたときにすぐキャンセルできますか?
A:待機注文(指値・逆指値等)は約定前であれば「注文の変更または削除」からキャンセルできます。成行注文で既に約定してしまったポジションはキャンセルではなく「決済注文」を出す必要があります。
Q4:IFO注文はどのタイプの口座でも使えますか?
A:XMのStandard・Kiwami・Ultra Low・Shares口座ではMT4のPending Order機能を通じてIFO注文が利用できます。
Q5:デモ口座でも注文方法を練習できますか?
A:XMのデモ口座では、実際の口座と同じMT4の画面・機能を使って練習できます。資金リスクなく注文操作に慣れることができるため、実口座での取引前にデモ口座で十分練習することを推奨します。
Q6:OCO注文で両方同時に約定することはありますか?
A:通常の相場状況では、OCO注文の一方が約定した瞬間に他方がキャンセルされるため両方が同時約定することはありません。ただし、相場が極端に急変した場合に両方が瞬時に約定するケース(スリッページの一種)が発生する可能性はゼロではありません。
Q7:ストップロスを設定しないと損失はどこまで拡大しますか?
A:ストップロスを設定しない場合、相場が逆方向に動き続ける限り損失は拡大します。XMにはゼロカット機能があり、口座残高がマイナスになった場合は自動的にゼロにリセットされますが(追証なし)、口座内の全資金を失う可能性があります。必ずストップロスを設定してリスク管理を行いましょう。
Q8:1回の取引で使える最大ロット数は?
A:XMでは口座タイプや通貨ペアにより上限が異なりますが、Standard・Kiwami口座では多くの通貨ペアで1注文あたり最大50ロットが上限です。一度に大きなポジションを建てる場合は証拠金の確認が必要です。
Q9:テイクプロフィットとストップロスは後から変更できますか?
A:はい、保有中のポジションを右クリック(PCの場合)またはタップ(スマホの場合)して「注文の変更または削除」を選ぶと、テイクプロフィット・ストップロスをいつでも変更・削除できます。
Q10:週末のポジション保有はリスクがありますか?
A:はい、週末はFX市場が閉じているため、週明けに相場がギャップ(窓開け)を起こすことがあります。ストップロスを設定していても窓開けの価格で約定し、想定より大きい損失になる場合があります(スリッページ)。週末にポジションを保有する場合はリスクを十分理解した上で行ってください。
MT4の注文方法を使った実践的なトレード戦略
スキャルピングでの注文活用法
スキャルピング(数分〜数十分で決済する短期売買)では、成行注文が中心になります。チャートを見ながら素早くエントリー・決済を繰り返す手法のため、操作のスピードと確実性が重要です。
- エントリー:成行注文でその場で即エントリー
- 決済:テイクプロフィット(5〜20pips程度)をあらかじめ設定
- 損切り:ストップロスを現在価格から5〜15pips程度に設定
- スプレッドが狭い時間帯(東京・ロンドン市場のオープン時)を選ぶ
デイトレードでの注文活用法
デイトレード(当日中にポジションを解消するトレード)では、指値注文・逆指値注文を組み合わせて使うのが一般的です。
- サポート・レジスタンスを狙った指値注文でエントリー
- ブレイクアウトを逆指値注文でエントリー(Stop注文)
- IFO注文でエントリーから利食い・損切りまで完全設定して外出も安心
スイングトレードでの注文活用法
スイングトレード(数日〜数週間ポジションを保有する中期売買)では、IFO注文が特に有効です。エントリーから利食い・損切りまでを事前に完全設定し、日中に画面を見られなくても自動で管理されます。
- 週足・日足の重要なサポート・レジスタンスに指値注文でエントリー設定
- テイクプロフィットは次のサポート・レジスタンスに設定
- ストップロスは直近の安値(買いの場合)または高値(売りの場合)の少し外に設定
MT4の注文に関する詳細設定
テイクプロフィット(TP)の設定方法
テイクプロフィット(利益確定注文)はポジション保有後でも変更できます。注文ダイアログの「テイクプロフィット」欄に直接価格を入力する方法と、チャート上の注文ラインをドラッグして移動させる方法があります。
ストップロス(SL)の設定方法
ストップロス(損切り注文)も同様に設定・変更可能です。リスク管理の観点から、エントリー時に必ずストップロスを設定することを強く推奨します。ストップロスなしのポジション保有は、相場の急変時に口座資金を大きく失うリスクがあります。
トレーリングストップの活用
MT4にはトレーリングストップという機能もあります。これはポジションが有利な方向に動くにつれて、自動的にストップロスを追従させる機能です。利益を最大化しながら損失を限定したいときに便利です。ポジションを右クリック→「トレーリングストップ」→pip数を選択して設定します。
MT4の注文タイプ比較(実践的な使い分けガイド)
| トレードスタイル | 主に使う注文 | 理由 |
|---|---|---|
| スキャルピング | 成行 + TP・SL付き | 即時エントリーが最優先 |
| デイトレード | 指値・逆指値 + IFO | 優位性のある価格でエントリー |
| スイングトレード | IFO注文(完全自動) | 長期保有・管理の自動化 |
| 自動売買(EA) | EA任せ(全自動) | アルゴリズムが最適な注文を選択 |
MT4注文方法を安全に使うためのリスク管理ルール
初心者が覚えるべき3つの鉄則
FX取引では利益を出すだけでなく、損失を限定することが長期生存のカギです。以下の3つのルールを徹底しましょう。
-
ストップロスは必ず設定する:
エントリーと同時に損切りラインを設定する。「もう少しで戻るかも」という心理でストップロスを動かすのは禁物。あらかじめ決めた損切りラインを守ること。 -
1回の取引でリスクする金額を口座の1〜2%以内にする:
口座残高が10万円なら1回の最大損失を1,000〜2,000円に抑える。ロット数とストップロスの幅から逆算して適切なロット数を決める。 -
レバレッジを適切に管理する:
XMは最大888倍のレバレッジが使えますが、初心者は実質レバレッジ10倍以下に抑えることを推奨します。高レバレッジは利益を拡大させる一方で損失も拡大します。
注文前のチェックリスト
- □ ロット数は適切か(証拠金維持率100%以上を保てるか)
- □ ストップロスを設定したか
- □ テイクプロフィットを設定したか
- □ リスクリワード比は1:1.5以上あるか
- □ 重要指標の発表直前・直後でないか
- □ スプレッドが平常時の範囲か
追加のよくある質問
Q11:指値注文は何日間有効ですか?
A:XMのMT4での指値・逆指値注文の有効期限は「GTC(Good Till Cancelled:取消まで有効)」か「指定日時まで」の2種類から選べます。GTCを選ぶと無期限で注文が維持されますが、長期間放置すると意図しないタイミングで約定することがあります。定期的に注文内容を確認しましょう。
Q12:複数のポジションを一括決済できますか?
A:MT4では「端末」タブの取引画面で複数のポジションをまとめて選択し、一括決済する機能があります。急いで全ポジションを解消したい場面では便利です。
Q13:XMのMT4でチャート上から直接注文できますか?
A:MT4では「ワンクリックトレード」機能を有効にすると、チャート上に直接「Buy」「Sell」ボタンが表示され、クリック一つで成行注文が出せます。チャート上を右クリック→「ワンクリックトレード」を有効化してください。
Q14:MT4で注文履歴や損益を確認するにはどうすればいいですか?
A:MT4の「端末」ウィンドウの「口座履歴」タブで過去の全取引履歴を確認できます。期間を指定してPDF・CSV形式でエクスポートすることも可能です。この履歴を確定申告時の年間損益計算に活用できます。
Q15:XMのデモ口座と本番口座で注文方法に違いはありますか?
A:注文方法・MT4の操作画面はデモ口座と本番口座で全く同じです。ただし、デモ口座では架空の資金を使った仮想取引のため、スプレッド・スリッページ・スワップポイント等は実際の市場環境と若干異なる場合があります。実口座に移行した際に驚かないよう、事前にデモ口座で十分な練習をすることを推奨します。
Q16:ロット数を小数点で設定できますか?
A:XMのMT4では0.01ロット単位(マイクロロット)から設定できます。例えば0.05ロット(5,000通貨)、0.25ロット(25,000通貨)のように小数点以下2桁まで指定可能です。少額から始める場合は0.01ロットから始めましょう。XMのStandardMicro口座では、さらに細かい0.001ロット単位での取引も可能な場合があります。
まとめ:XMのMT4注文方法
- 成行注文:今すぐエントリー・即座に約定
- 指値注文:指定した有利な価格でエントリー待ち
- 逆指値注文:ブレイクアウト狙い・損切りに使う
- IFD注文:エントリー→利食いを自動化
- OCO注文:利食い・損切りを同時にセット
- IFO注文:エントリー〜利食い・損切りを完全自動化(最も便利)
- ストップロスは必ず設定してリスク管理を行う
- 最初はデモ口座で練習してから実口座に移行しよう
- 1回のトレードでリスクする金額は口座残高の1〜2%以内に抑える
- チェックリストを活用して注文ミスを防ぎ、安全に取引を続けよう
※口座開設・維持費無料・日本語サポートあり
免責事項:本ページは情報提供が目的であり、投資の推奨ではありません。FX取引はレバレッジ取引であり、元本割れのリスクがあります。XM Tradingは日本の金融庁未登録の海外FX業者です。口座開設・取引はご自身の判断と責任で行ってください。当サイトはXM Tradingのパートナーサイトであり、リンク経由での口座開設により報酬が発生します。過去の実績は将来の利益を保証するものではありません。
